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Bernie Fuchs

私が、高校生の時からの憧れのアーチストでした。アメリカのコマーシャルアートの世界を初めて知り、衝撃を受けました。構図の考え方、色相、彩度、明度の使い方、視線を導く方法、明度差の扱い、物と物との境界線の処理、全てが計算され尽くされていました。そしてなんといっても原画のテクスチャーなども含めその温かい表現の魅力に心を引き込まれました。
高校生の時、講談社主催のKFSという通信教室を受けていました。途中でやめてしまいましたが、その
時に使われていた、有名アーチストが作成したテキストの素晴らしさに驚きました。バーニー・フュークスがディレクターとのやりとりで実際に描かれたラフスケッチがテキストに載っていました。それがあまりにもカッコよく、これがラフ?と思うくらい完成度が高くホンちゃんに使えそうなくらいのレベルです。実際のプロの仕事の様子が手にとるように伝わってきました。そのテキストを枕元に置いて毎晩眺めていました。このテキストに書かれているインストラクターの言葉一つ一つが私に夢を与えてくれました。今でも手放すことができず、時々見ています。
http://www.art-obsession.co.jp/exhibition

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